熟練の造り手が愛情を込めて醸す、透明感あふれる一杯果実のような丸みを帯びたやわらかい香り。きめ細やかな舌触りの中、米の芯の強さが生み出すふくよかな旨味と、凛とした酸味が感じられます。繊細かつ複雑ながらも調和の取れた味わいで、さわやかなのど越しが心地よく後を引きます。最高の酒米と誉高い兵庫県産山田錦を精米歩合28％まで磨き上げ、二つの異なる酒蔵がそれぞれの“至高の酒”を表現した、「葵風（きふう）」ブランドの最高傑作。「葵風透（とうか）」を醸すのは、「美濃天狗」を看板銘柄に掲げる岐阜県可児市の林酒造。蔵元杜氏である12代目林伊兵衛が、伝統的な酒造りに忠実に仕上げました。寝る間も惜しんで手仕事をおこない、時として自然の力を取り入れながら、愛情を込めて造った作品です。一切の雑味を削ぎ落とした高精白米の魅力を最大限に引き出した、“透”明感あふれる一本。刺身や野菜など淡白な味わいの料理にぴったりです。生産本数は約600本の限定品。開けたての新鮮なおいしさを楽しむため、開栓後は早めにお召し上がりください。